移動ポケットの作り方
2018/04/23 コメント : 58
今回は移動ポケットの作り方を紹介したいと思います。
みなさん、移動ポケットの呼び名ってご存知でしたか?
私、このポケットのことを「移動ポケット」って呼ぶとは知らず、つい最近この呼び名を知りました。はははー
娘にポケットがないスカートだとハンカチ・ティッシュが持ち歩けなくて困るー!って催促されて以前作ったのですが、まぁ何とも便利で最初にこれを思いついた人は天才だ!と思いましたね(笑)
今回はお友達に作って欲しいと頼まれたので、製作がてら作り方を紹介しちゃいまーす。
移動ポケットの作り方
【材料】
本体(A) 15cm×25.5cm
本体(B) 15cm×35cm
別布 15cm×4cm 2枚(ティッシュ出し入れ口の柄を変えるため)
※別布なしでも出来ます。
接着芯 (A)15cm×22.5cm
(B)15cm×5cm
綿テープ 15cm
1.本体に接着芯を貼る
写真のように裏面に接着芯を貼り付けてください。
※接着芯は貼らなくてもいいんですが貼った方が強度が強まります。
2.ポケット口の出来上がり線上に別布を置く
ポケットティッシュの出し入れ口を柄違いの布で可愛く仕上げたいので今回一手間加えます。もし別布を使わない場合は、出来上がり線で折り返してミシンステッチをかけます。
出来上がり線上に別布を中表になるように重ねて縫い代1cmで縫います。
3.ティッシュのポケット口を作る
縫い代1cmで縫ったら下に倒して裏に返し、出来上がり線で折り曲げ、内側に1cm折りこんで表に戻します。表から落としミシンをかけて仕上げます。
4.クリップを通す紐を付ける
綿テープや平たい紐などでOK。クリップを通す紐を本体(A)の表の上から2cmのところに縫い付けておきます。
クリップを通すので両側3cm縫い開けて中心部分はミシンステッチでしっかり本体に固定して縫い付けておきます。
出来上がりの右下にワンポイントを付けたいときはこの段階で縫い付けておきます。今回はお友達の名前を入れてあげようと思いまして、無地の綿テープを縫い付けました。
5.本体を出来上がり線でたたむ
本体(A)(B)共に写真を参考に出来上がり線でたたみます。
(A)はポケット口を外側に4.5cm曲げます。
(B)は14.5cm中表で曲げた後にポケット口を5cm返します。
6.中表になるように合わせる
(A)と(B)を重ねた時にティッシュ口が合わさるように中表で合わせます。
合わせたらティッシュ口の部分を固定したまま(A)を開いてティッシュ出し入れ口の両端を仮止め縫いで固定しておきます。こうすることで仕上がりがキレイになりますよ!
7.縫い代1cmで縫う
中表で合わせたら縫い代1cmで周りを縫い、角を三角に落としておきます。角を落とすことでひっくり返した時に角がごわつかずキレイに仕上がります。
8.表にひっくり返す
縫ってない下の部分から表にひっくり返します。
出来上がりサイズは17cm×12~13cmです。ポケットティッシュは子ども用の小さいティッシュではなく一般的な大人サイズ?のティッシュが余裕持って入るサイズです。
ポケットティッシュ入れの後ろにもポケットがあるので、ここにハンカチが入れれます。
9.クリップを差し込む
クリップ通し口にクリップを差し込んだら完成です。
クリップ紹介はコチラ(→ポケットバッグ用クリップ)
よく他のネットなどで紹介されてる移動ポケットはこんな形ではなく、ティッシュ部分にフタがかかってる場合が多いんですね。
後ろのクリップの通し口テープをもっと下に下げて縫いつけたら(ティッシュケースの後ろ側)この移動ポケットも上部が下に倒れてフタのようになります。
私はトイレなどで手を洗った時に濡れた手でポケットのフタを開けるより、そのままスッ!!てハンカチが取り出せる方が便利かなって思いまして、この形で仕上げてみました。
鼻が出ちゃってティッシュを取りたい時もこの形だと片手でティッシュが取り出せるから実は意外と使える形なんですよー!!
移動ポケットの他の形も紹介してますので、良かったらそちらも見てみてください。
(⇒フラップ付きポーチのアレンジ)
↓他のタイプも更新しました♡
(⇒2wayタイプの移動ポケットの作り方)
(⇒フタ付き移動ポケットの作り方)
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