図書バッグの作り方(レッスンバッグの作り方)
2016/03/30 コメント : 43
今回は図書バッグの作り方を紹介したいと思います。
図書バッグはお子さんが小学校に入学するとき、必ずといっていいほど揃えなきゃいけない物です。図書バッグに、上靴入れ、体操服入れ、給食袋、ランチョンマット・・・
裁縫が苦手な方にとっては憂鬱に感じることと思います。今は入学用品も市販で簡単に手に入れることができるので手作りにこだわる必要もないといえばないのですが
やっぱり出来ることなら手作りしてあげたいですよね?
そんなママたちのために、図書バッグの作り方を解りやすく説明していきたいと思います。
今回は裏地付きタイプの作り方説明になります。裏地付き?って思われるかもしれまんが、高度テクニックに感じることないんですよ!手順さえしっかり踏んでいけば、裏地付きの丈夫で立派な図書バッグが作れます。
裏地付きだと見た目も可愛いですし、なんといっても丈夫なのが魅力です。せっかく手作りするなら小学6年生まで使って欲しいですもんね~
図書バッグの作り方
【材料】(出来上がりサイズ横40㎝×縦30㎝×マチ4㎝)
キルト生地 横42㎝×縦68㎝
裏地(薄手の生地) 横42㎝×縦68㎝
ポケット生地(キルト生地or別布) 横22㎝×縦18㎝
ポケット裏地 ポケット生地と同サイズ
2.5㎝巾の平テープ 40㎝ 2本
お好みで、飾りのテープとタグ
1.布を裁断する
図書バッグの場合、直線裁ちなのでわざわざ型紙を作る必要はありません。直接布地の裏面にペンで書いて大丈夫です。
ポケットは好みによるのですが、下の部分に丸みを持たせたい場合は横22㎝×縦18㎝でカットした生地を半分に折り曲げ左右対称になるようにカットしてください。
※この写真のバッグの土台は広げると大きいので底をわに折りたたんで撮ってます。
2.ポケットをつくる
ポケットにも裏地を付けていきたいので表布と同サイズの寸法の生地を用意してください。表布の方にワンポイント飾りを付けていきます。この飾りはなくてもいいです。
今回はラインテープを縫い付けて右端にイカリマークを付けてみました。たったこれだけのことで雰囲気が変わるでしょ?
3.ポケットの表布と裏布を中表で合わせる
表ポケットのアレンジが終わったら表布と裏布を中表に合わせて縫っていきます。
あとでひっくり返すので返し口を開けて、ポケット上部は4㎝、その他は1.5㎝の縫い代で縫っていきます。ポケットの下に粗ミシンをかけてカーブにギャザーを寄せておきます。
4.ポケットをひっくり返す
ポケットをひっくり返す前にポケットの入口上部の両端を写真のようにカットしておきます。これは折り返した時の角の布の厚みをなくすためです。端を切ったら返し口から返していきます。
ポケットを折り返したらアイロンで形を整え、ポケット口上部に3㎝のステッチを入れます。そして図書バッグの土台の中心に縫いつけます。
5.脇を縫う
図書バッグの表布の脇を縫い代1㎝で縫っていきます。裏地も同様に脇を縫っていくのですが、キルト生地に比べて裏地は薄いので、後で表布と裏地を縫い合わせた際の布の厚みのズレをなくすために裏地の縫い代は1.2㎝で縫っていきます。また裏地の方には片側に返し口を開けておいてください。
6.マチを作る
図書バッグの表布も裏布も4㎝のマチを作っておきます。中心から外側に2㎝づつ合わせて4㎝になるように線を引き、その上を縫っていきます。
7.持ち手をつける
図書バッグに持ち手となる2.5㎝巾の平テープをつけていきます。図書バッグの上部を出来上がり線で折り返し(4㎝曲げる)中心から5㎝のところに平テープを固定していきます。
固定したら縫い代4㎝と1㎝のところで2ヶ所縫いとめてください。※裏地をつけない場合はここで4㎝の縫い代から1㎝内側に折り込み始末します。
8・表布と裏地を合わせる
持ち手を縫いつけたら、表布と裏地を合わせていきます。持ち手を中側に倒し、裏地が中、表地が外にくるように中表で合わせ仕上がり線の4㎝のところで縫い合わせます。縫い合わせたら裏地の返し口から引っ張りだしてひっくり返していきます。
9.袋口を縫う
表にひっくり返したら、形をキレイに整えてアイロンを当て、袋口を3㎝で縫ったら完成です。
補足:裏布に空いた返し口はコチラ(⇒コの字縫い)を参考に手縫いで縫い閉じてください(^_^)
今回は裏地付きの図書バッグだったので、ちょっと難しかったかもしれませんね。近いうちに裏地なしのノーマルなタイプもアップしますね。
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