マチありタイプの巾着の布の計算方法

      2015/01/29  コメント : 17 

マチあり巾着

前回の記事で、「折りマチで作るコップ入れ巾着(裏地付き)の作り方」を紹介したのですが。。。

読者さまより、

出来上がりサイズが横10cmに対して、生地の寸法が18cmになっています。少し大きめサイズで作ろうとしていて、設計図?を描いてみているのですが、横は出来上がりサイズ+8cmでいいのでしょうか?

後編の手順も見たのですが、どこで8cm分必要なのかが分かりません(;_;)

というコメントを頂きまして(*^_^*) 今回詳しく説明させて戴くことにしました♡

コメント欄でもお返事したのですが、私自身も言葉だけではうまく伝えられず(^_^;)それなら記事にしようと思いまして。

うまく伝わるといいのですが、分からない時はコメントくださいね(^_-)-☆

*りょうちさん*ご質問ありがとうございました♡

マチありタイプの巾着の布の計算方法

マチなしタイプの巾着は出来上がりの横幅と縦幅に縫い代を足して作れば簡単に思い描く巾着が仕上がりますが、マチありタイプの計算方法って難しいですよね。

なので今回は写真と照らし合せながら説明していきたいと思います。

まずは自分が作りたい巾着のサイズを決めます。横幅、縦幅、マチを決めたら、出来上がり寸法に対してマチと縫い代を足していきます。

布

コップ入れ巾着で使用した布で解説していきますね♡左側が裏布、右側が表布です。

裏地付きの巾着の場合は表布と裏布のサイズが変わってきますので、注意して裁断してください。

計算方法は、

計算方法

表地・・・横幅+マチ+縫い代2cm
     縦幅+マチの半分+縫い代3cm×2

裏地・・・横幅+マチ+縫い代2cm
     縦幅+マチの半分+縫い代1cm×2

※横幅は表布、裏布共に同じ幅です。完成の横幅に対してマチ分と縫い代2cmを足して計算します。縫い代2cmなのは左右に1cmづつの縫い代が必要だから合わせて2cmってことです(^_-)-☆

※縦幅は表布、裏布でサイズが変わってきます。完成の縦幅に対してマチの半分と縫い代を表布には3cm、裏布には1cm足して計算します。

表布、裏布で縫い代が異なるのは表布の方が折り込む縫い代が多めに必要だからです(^_-)-☆

この方法で計算すると

計算後

前回作ったコップ入れの場合、こうなります。

(×2)と言うのは、底をわ裁ちしてるのでこの縦寸法の2倍という意味です。

なのでこの生地を広げると

表布・・・縦46cm(23cm×2)×横18cm 1枚
裏布・・・縦42cm(21cm×2)×横18cm 1枚

ということになります(*´∀`*)

上下の絵柄のある生地の場合は、わ裁ちすると絵柄が逆さになってしまうので、上記の寸法に更に1cmの縫い代を足して2枚裁断します。

つまりこのサイズの巾着の場合は、縦24cm×横18cmを2枚裁断して、その2枚を中表で重ねて底を縫い代1cmで縫い合わせます。

底を縫い合わせて広げた時に縦46cm×横18cmになってればOKです(^_-)-☆

※底を縫い合わせる時は柄の向きに注意してくださいね!!

マチとは袋の奥行きのこと。↓ここです!

マチ

完成がこんな感じで、お子さまのコップのサイズにピッタリです♫

コップ入れ

この計算方法でいろんなサイズの巾着を作ってみてくださいね♡

分からない事がありましたらコメント欄にてご質問ください(´∀`*)ポッ♡

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