水筒の肩ベルト(バイアステープ仕上げ)の作り方
前回の記事でマジックテープが苦手なお子さん用に水筒の肩ベルト(マジックテープなしバージョン)の作り方を紹介させて頂いたのですが・・・
周りを縁取りしてないせいか、安定感に欠けてしまい、肩にとどまってくれない(=_=;)という欠点が。
やはりマジックテープタイプの方が装着のしやすさ、固定、安定感の面ではパーフェクトな形だったのかもしれません。
まっ息子は安定感などそんなこと気にもせず付けて行ってくれてますが(笑)
でも実際私が使う立場だったら、やっぱり肩にしっかりとどまって欲しいなと思いまして、今回バイアステープで縁取りするタイプを作ってみました!
マジックテープのチクチク感が苦手なお子さんはやっぱりいますし、バイアステープで縁取りすることで少しは前作より改善できたのではと思います。
では紹介させていただきますね。
水筒の肩ベルト(バイアステープ仕上げ)の作り方
今回紹介するのはこのような形の肩ベルトです。
前作と同じ形なのですが、周りをバイアステープで包むことで強度が高まり、肩ベルト自体がくるくる回ることを防げ、肩にピッタリと安定するのでは・・・と。
【材料】
★土台布(キルティング生地)・・・17cm×7cm(2枚)
★かぶせ布・・・24cm×7cm(1枚)
★キルト芯・・・12cm×7cm(1枚)
★バイアステープ(ふちどり)
1.かぶせ布にキルト芯を挟む
かぶせ布にブロード生地を使用したため、若干生地が薄いので間にキルト芯を挟みました。
かぶせ布となるドット柄の生地24cm×7cmを内側が表になるように中表で半分に折りたたみ、12cm×7cmの状態にします。
同じ寸法のキルト芯の上にたたんだままの状態のかぶせ布を重ねて、端を縫い代0.5cmで縫い閉じます。
両端を縫い閉じたら2枚中表で重なったかぶせ布を、キルト芯が内側に入り込むようにひっくり返します。
2.土台布の角をカットする
土台布の1枚を縦半分に折り曲げて、角を丸くカットします。
もう一枚の土台布と重ねて同じように角を丸くカットします。
土台布とかぶせ布をこのように準備してください(^o^)丿
3.土台布にかぶせ布を重ねる
通常なら中表で重ねるのですが、今回は縫い代をバイアステープで包んでしまうので、土台布は表が外側に向くように外表で2枚を重ねて、その上にかぶせ布を重ねます。
※写真をよく見て重ねてくださいね!!
4.土台布・かぶせ布を仮止め縫いする
土台布2枚とかぶせ布がズレないように、周りを縫い代0.5cmでぐるりと仮止め縫いをします。
5.バイアステープで縫い代を包む
バイアステープで縫い代を包んでいきます。
今回使用するのは縁取りタイプのバイアステープ。円周よりやや長めに準備してください。
縁取りタイプの使い方はいろいろあるのですが、今回はキルティング生地+キルト芯の組み合わせで厚みがありますので、バイアステープの縫い代部分を最初に土台布に縫い付けて包む方法でくるみました。
※バイアステープを縫い付ける面は、かぶせ布のほうではなく裏側につけます。
バイアステープの端と端は斜めにカットして縫い代を割った状態で折り曲げ、コの字縫いでくっつけます。
説明下手ですみません(^_^;)
このバイアステープの端と端の始末方法はまた別記事でじっくり丁寧に紹介させていただきますね。
6.仕上げ縫いをする
バイアステープの片面の縫い代を土台布裏側に縫いつけたら、土台布の縫い代を包み込んで表側にバイアステープを返します。
仕上げ縫いは表側からミシンステッチかけていきます。目打ちで抑えながら縫うとキレイに縫えますよ♡
裏面はバイアステープの縫い代で仮止め縫いしてあるので、裏側が脱線しても大丈夫です!
完成でーすヽ(^o^)丿
前作同様、水筒の肩紐が取り外しできるタイプのものにしか装着できませんが、ぜひ作って頂けると嬉しいです(^_^)♡
マジックテープバージョンの肩ベルトを作りたい方はコチラを参考にされてください。
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