子ども用エプロンの作り方
2014/07/17 コメント : 44
今回は子ども用エプロンの作り方を紹介したいと思います。
誰にでも簡単にキレイに作れる方法をいろいろ試行錯誤しながら作ってみました(*´∀`*)
なので初心者の方にも作りやすいかと・・・
エプロン作りで一番難しいところは、脇線のカーブなんですね。
通常は脇線のカーブに沿って三つ折りミシンをかけて脇線の縫い代を仕上げるのですが、カーブを三つ折りミシンかけるのって、布が突っ張るので縫いにくんですよね(^_^;)
この部分をバイアステープで仕上げたりもするのですが、今回はまた別のやり方で、胸の部分だけ「見返し」を付けて仕上げていきます。
「見返し」とは、簡単にいうと裏地のようなものです。
見返しを付けて仕上げると出来上がりがとてもキレイに仕上がるのでお勧めですよ!!
では早速作り方を紹介しますね。
子ども用エプロンの作り方(5~6歳サイズ)
写真を参考に布を裁断してください。脇線のカーブは中心線から半分に折って左右一緒に切ります。そうすることで左右対称の仕上がりになります。
脇線のカーブ具合が難しいわ(T_T)って方は直線でも大丈夫です。
上記は縫い代込みです。
型紙の製図方法はコチラ(→エプロンの型紙(子ども用))
今回は6歳の娘の身長(現在116cm)に合わせて作ったので、このサイズで作ると着丈52cm身幅約50cmの仕上がりになります。
型紙の取り方に関してはまた別記事で紹介しますね。
1.肩ひも・腰ひもを作る
最初に肩ひもと腰ひもを作って準備しておきます。
肩ひもは子どもが着脱しやすいように、首からかけるゴム入りタイプにしてみました。
このゴム入りの紐の作り方はコチラを参考にされてください。(幅10cm長さ55㎝の布)
(→簡単授乳ケープの作り方)
腰ひもは幅6cm長さ55cmの紐を中心で折り曲げ、中心線に沿ってサイドを中心まで折り込み合わさった所にミシンステッチをかけて仕上げたものです。
この腰ひもはバイアステープを半分に折って縫って使ってもいいですし、市販の巾着などに使うひもでも代用できますよ!
2.見返しを作る
見返しの製図はエプロン本体に別布を重ね合わせ、脇線から下8cm~10cmのところで布を切ります。
※本体と全く同じ大きさで見返しを裁断するとリバーシブルとしても使えますよ。
脇線のカーブと胸元の線は本体と同じようにカットしておきます。
見返し(写真では裏地と表記)を裁断したら、下の部分に三つ折りミシンをかけて縫い代の始末をしておきます。
3.本体に肩ひも・腰ひもを仮縫いする
エプロン本体に1.で準備した肩ひもと腰ひもを仮縫いします。
肩紐は端から2cmずらした所に、腰ひもも脇線から2cm下がった所に0.5cmで縫い止めておきます。
4.見返しを合わせる
肩ひもと腰ひもを仮縫いしたら、本体と見返し(写真では裏地と表記)を中表になるように重ね合わせて、脇は1.3cmで脇線のカーブと胸元線は1cmで縫っていきます。
5.カーブに切込みを入れる
エプロン本体と見返し(裏地)を縫い合わせたら、カーブの部分の縫い代部分に数箇所ハサミで切込みを入れます。
胸元の角と脇の角も三角に落としておくとひっくり返した時にゴワつかずキレイに仕上がりますよ!
6.エプロン本体の脇と裾を縫う
見返しを縫い合わせる時、脇部分を1.3cmで縫い合わせているので、エプロン本体の脇線を0.5cm内側に入れ込みアイロンで型を付けます。
裾の角はランチョンマットを仕上げる要領で始末します(→ランチョンマットの作り方)
7.周りを一周ミシンステッチする
脇と裾を同じ幅分曲げたら、エプロンの周囲にグルリ一周0.8~1cmでミシンステッチをかけて仕上げます。
完成で~す(*´∀`*)♫
思ってるより簡単に出来ると思いますので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
お子さんの体型に合わせた製図方法はまた別記事で紹介したいと思いますので、興味ある方は覗きにきてくださいね!!
型紙の作り方はコチラ(→エプロンの型紙(子ども用))
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