甚平の作り方(パンツ編)
2016/07/20 コメント : 11
夕涼み会や夏祭りなどのイベントに欠かせない甚平ヽ(^o^)丿
幼児じんべいの型紙紹介から、甚平の型紙の取り方、甚平の作り方(裁断)と連日記事にして参りましたが、いよいよ製作に入ります!!
お待たせ致しました(・∀・)!!
まずは比較的簡単なパンツから作り方紹介をしていきたいと思います(^o^)丿
パンツって聞くと難しそうなイメージですが、実は簡単にパンツの形になっちゃうんですよ♡
作り方の手順をしっかりおさえておけば、いろんなパンツに応用できます。
既成品の甚平の型紙を使ってパンツパターンを準備して布を裁断してください。
甚平の作り方(パンツ編)
パンツの型紙から裁断したパンツのパーツです。
曲線の浅いほうが前。そして曲線の深いほうが後ろ、つまりお尻側♫
1.裾の始末
まず最初にパンツの裾の始末をします。
パンツの裾部分には縫い代を3cm付けて裁断していますので、裾から1cm折り、それを更に2cm内側に折り込んで折り目の際にミシンステッチをかけます。
2.股下を縫う
パンツパーツの股下を中表で合わせて縫い代1.5cmで縫います。
股下を縫ったら、2枚一緒にロックミシンをかけ縫い代の始末をします。
2枚合わさった縫い代は前側に倒して裾部分をまつって固定しておきます。
3.前・後ろ中心を縫う
左パンツ、右パンツ共に股下を縫ったら、右パンツを表に返し
左パンツの中に入れます。(2枚のパンツが中表に重なるように!!)
重ねたら縫い代1cmで縫い閉じていきます。
出来上がり線で縫ったら、その外側を0.1cm〜0.2cmでもう一度縫います。
パンツのおしり部分は座る度にお尻部分の布に負荷がかかり破れやすくなってしまいがち・・・
でもこうして二重縫いすることででパンツのお尻部分が破けちゃう(TдT)って災難を防いでくれます!!
前・後ろ中心を縫ったら縫い代にロックミシンをかけ、2枚一緒に縫い代の始末をします。
前・後ろ中心の縫い目を中心に内側に入れ込んでいた右パンツを引っ張り出します。
するとパンツの形に(・∀・)!!
4.ウエストの始末
ウエスト部分には4cmの縫い代を付けていますので、まず最初に1cm折り込みます。
それから更に3cm内側に折り込んでアイロンでしっかりと型を付けておきます。
ウエストゴムを通しやすくするために、縫い代部分にミシンステッチをかけておきます。
5.ゴムを通す
ゴム通しの穴を、ゴムの幅分縫い開けて一周ぐるっとミシンステッチをかけます。
※本品では0.8cm幅のゴムを2本使っていますが、私は15mm幅の織ゴムを使いましたので、1.6cmほどのゴム通し穴を開けて周りを縫いました。
先ほど縫い開けたゴム通しの穴からゴムを通していきます。
一周ぐるっとゴムを通したら安全ピンでゴムの端を固定して試着させてみます!!
そしてお子さんのウエストサイズに合わせて調節します。
サイスが決まったら輪っかになるように双方のゴムを合わせて手縫いで縫い止めます。
ウエストゴムの縫い端をパンツのゴム通し口の中に入れ込んで、パンツの完成ですヽ(=´▽`=)ノ
甚平の上着の作り方はこちら
⇒甚平の作り方 その1
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