デニム生地について
今回はデニム生地について紹介していきたいと思います。
私の作品でも度々登場しているデニム生地。
なのに今までちゃんと記事で紹介してなかったなぁ〜なんて今頃気付きました(^_^;)
デニム生地は皆さんご存知のとおり、ジーンズなどに使われる厚手の綿の綾織物のことを指します。
綾織物とは、生地の目が斜めになっている織り方で、カツラギも同じ織り方になります。
一般的なデニムはインディゴ(藍)染めされた縦糸と染色されていない横糸で織られており、裏側に白い糸が多く目立つのが特徴です。
なのでデニムジーンズなどはダメージ加工などで色落ちしていくと表面に白い横糸が出てきますよね(・∀・)♡
色落ちや傷などのダメージ感がよりいっそうのオシャレ感に見えるのがデニムの魅力のひとつです♡
調べてみて私もハッとしたのですが、よくジーンズのことを「デニム」って言ったりしちゃいません?
もしくはデニムパンツ!と言った言い方☆
デニムとは正式には素材の名称であり、デニム生地を使ったパンツのことをジーパンもしくはジーンズと呼びます。
つまりデニムは素材であり、ジーンズは製品だと言うことです(^_^)
そんなデニム素材、厚みがあり丈夫なイメージですよね。なので家庭用ミシンでは難しそうなイメージですがデニムにもいろんな種類があるんですよ。
デニムは生地の厚みをオンスで表します。
生地1平方ヤードあたりの重さを基準として厚さを表していて、数字が大きくなるほど厚くなり生地自体も重くなりますので生地も硬くなります。
また逆にオンスが小さいと厚さも薄く生地も軽くなりますので、柔らかくなります。
一般的なジーンズは14オンス程度の物が豊富で、一年通して使える適度な厚みと履き心地が人気のようです(*^_^*)
体にピッタリとフィットするスキニーパンツなどは10オンス未満のもので、柔らかくシルエットがキレイに出ることからここ数年人気ですよね。
また糸の撚り方が柔らかくソフトな肌触りに仕上げたソフトデニムと呼ばれるものもあり、お子様のお洋服作りに向いています。
ストライプに仕上げた物を”ヒッコリーデニム”と言い
上記の写真のように起毛だったタイプもありますし、
薄手のデニム生地をキルティングに加工されたものもありますよ(^_-)-☆
ラミネート加工されたデニムまでもあります。
このラミネート加工された生地はリコーダーケースとして重宝しております。
こうして見てみると結構豊富ですね(・∀・)♡
これは私的な意見なのですが、洋服にしても生地にしても、売り場の広さに対して圧倒的に女の子物の方が多い気がするんですよね。
洋服屋さんでも約7〜8割が女の子服で、2〜3割が男の子の服!!といった感じで、お店の半分以上女の子服が占めてる印象です。
それは生地屋さんでも同じ印象を受けます。そう・・・男の子柄って少ないんですよね(-_-;)
男の子をお持ちのお母様は生地選びで悩まれることが多いと思うのですが、そんなときの救世主がデニムというわけです(^_^)♡
比較的薄地の生地ならばご家庭のミシンでも縫えますし、なにより丈夫な素材ですので長持ちします。そして色落ち、傷などのダメージもオシャレ感を演出してくれます♡
アイロンの温度は「高」で、洗濯も可能です。薄手のデニムであれば針も糸も普通地用を使います。
厚手のデニムの場合は普通地用だと針折れしやすいですので、針も糸も厚地用に変えてください。
デニム生地はインディゴ染めされた糸で織られていますので最初のうちは色落ちが激しく、他の衣類を染めてしまいかねないので洗濯の際は分けて洗ってくださいね。
パンツ、スカート、バッグなどいろいろ使えるデニム生地。
これから作品を増やしていこうと思いますヽ(^o^)丿
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