アイマスクの作り方
2015/02/08 コメント : 17
ママ友から「アイマスクを作って欲しい。」とお願いされましてアイマスクを作ることになりました。
その子の通う幼稚園では、絶対音感を鍛える授業があるらしく、アイマスクを付けた状態でピアノの音を聞いてどの音か当てる。みたいな感じの授業があるらしいんです。
すごいですねぇ~
もしかしたら、他にもアイマスクを準備しなきゃいけない幼稚園があるんじゃないかなって思って、今回はアイマスクの作り方の紹介をすることにしました。
アイマスクの作り方
1.型紙をつくる
お子様の顔の大きさに合わせて型紙を作ります。今回は横18cm縦7.5cmで作っています。図を参考に鼻のところ(6.5cm)は少し凹ませてくださいね。
2.布を裁断する
布を裁断するときは型紙を二つ折りにして、布をわにして裁断してください。そうすることで左右対称に裁断できます。平ゴム、ゴム紐用の別布も用意しておきます。
◆アイマスクの材料
表布(キルティング)×1枚 裏布(綿)×1枚 別布(5cm×50cm)1枚 平ゴム25cm
※表布は厚手の生地を選んでください。アイマスクなので薄い布で作ると透けてしまいます。
3.ゴム紐をつくる
ゴムと別布で頭のうしろに回すゴム紐を作ります。平ゴムがそのまま見えていると可愛くないので別布で包みます。
幅5cmで裁断した別布を半分に折り曲げ、開いて端を1cmずつ折り曲げ真ん中線でたたむと図のように1.5cm幅の筒状になると思います。その輪の中に平ゴムを入れていきます。
別布の中に完全にゴムを入れてしまいたいので、ゴムを片方の端にミシンで縫い付けます。縫い付けたらそのゴムを上(布の外)に持ち上げて別布を輪になるように縫い合わせます。
中に1cmの平ゴムを通すので輪の仕上がりが最低でも1.3cm残るように0.1~0.2cmでステッチをかけてください。細かいステッチが苦手な方は、別布の幅を5cmではなく6~7cmで裁断するとギリギリにステッチをかけなくてもよくなりますよ。
筒状になったら、中にゴムを通していきます。ゴム通しには安全ピンを使用。安全ピンの丸みがかった方を入り口に挿入し反対側の出口に向かって通していきます。
平ゴムの長さ25cmに対して別布がその倍の50cmあることによって、別布が25cmの長さまで縮むのでギャザーがよります。ゴムが入った状態が下図です。出口側もミシンで縫い止めておきます。これでゴム紐の完成!
4.ゴム紐を縫い止める
表布と裏布とでゴム紐を挟み込みたいので、先にゴム紐をアイマスクの土台の両端に縫い止めて固定しておきます。
5.中表で合わせて縫う
表布と裏布が中表になるように合わせてまち針で止め、返し口を6cmほど開けて周りを1cmで縫います。
端のカーブには粗ミシンをかけて上糸を引っ張りギャザーを寄せます。丸みの型をつけアイロンで押さえておきます。
6.切込みをいれる
図の部分に切込みを入れます。これはひっくり返したときに縫い代の生地が突っ張るのを防ぎます。
7.ひっくり返す
返し口から親指を入れて、残りの指で外側から生地を押し上げるようにしてひっくり返します。この時無理やりひっくり返すと生地を痛めてしまうので、ゆっくり優しく裏返ししてください。
8.アイマスクの完成
ひっくり返した後に、サイドの丸み、鼻下のくぼみを目打ちを使って整え、返し口を手縫いで縫い合わせたら完成です。
友達の子どもに作ったのに、うちの次女がアイマスクをえらく気に入ったようで、自分にも作って作ってと催促されています。
一体何に使うの?と尋ねると、頭に巻いて遊ぶ!!と・・・ははは。
大人も昼寝するときなどに使うと安眠できそうですね。
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