ガーゼ素材について
2014/11/21 コメント : 4
今回は、昨日紹介した可愛いガーゼハンカチの作り方(丸型)で使用したガーゼ素材について紹介したいと思います。
ガーゼ=赤ちゃんに使う布ってイメージないですか?
赤ちゃんを出産する前は、10枚前後の市販のガーゼを準備したりしますよね。赤ちゃんの鼻拭き用や、よだれ拭き、沐浴用など、ガーゼの柔らかい生地は赤ちゃんの繊細な肌にはもってこいの生地です。
赤ちゃんの肌かけ用(掛け布団)として大判サイズのものもありますよね。
今回はそんなガーゼについて、ちょっと紹介していきます。
ガーゼ素材について
ガーゼとは、撚り(より:ねじりあわせる)の甘い糸を使って、粗く織り上げた生地のことをいいます。
撚りが甘いので、生地自体が軽くて、とても柔らかい風合いをしているのが特徴です。
ガーゼ素材で作った服などは柔らかくて、バイヤス方向(斜め方向)に伸びやすいので着心地もよく、吸水性にも優れているので子ども服はもちろん大人のワンピースなどにも最適です。
ただ、難点をあげると・・・破れ易いです。
糸の撚りが甘いので、例えば子どもにガーゼ素材のワンピースなどを着せてた場合、どこかに服を引っ掛けてしまうと、糸が伸びたり、糸が切れたりして、服が敗れる可能性があります。
胸元につける名札の針でも生地を痛めてしまい、針穴が簡単に広がってしまいます。
なので小学校に着て行くと破って帰ってくるかもー(汗)休日に着る分には問題ないと思います。
ガーゼ素材を縫う場合、11号の普通地用の針を使います。
生地の織り目が粗いので、9号の薄地用でも大丈夫とは思うのですが、生地が重なった部分は厚みが出るので、やっぱり普通地用の針を使うのをオススメします。
糸に関しては、60番(普通地用)~90番(薄地用)を使います。
アイロンの温度設定は「高」で大丈夫です。
ダブルガーゼ
ガーゼを2枚合わせた生地のことをダブルガーゼといいます。ガーゼが2枚重なってるので更に肌触りが良くふんわりと柔らかな風合いです。
市販で販売されているガーゼ生地はほとんどがダブルガーゼです。
ガーゼ素材はバイヤス方向に伸びやすいので縫うときには注意が必要です。
針、糸はガーゼもダブルガーゼも同じ番手を使用します。
ガーゼ素材で作る作品や縫い方のコツなども後々紹介していきますねー!!
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