ナップサックの作り方 後編
ナップサックの作り方前編に引き続き、完成までを紹介していきたいと思います。
ここから読まれた方はナップサックの作り方 前編から参考にされてください。
前編で紐通しタグ、そして工程4の横掛け紐の仮止めまで紹介していますので・・・
後編ではその続きからスタートしますね♡
ナップサックの作り方 後編
5.外表で合わせて中心を縫う
表布と裏布の裏側同士を外表になるように中心線(底の線)で重ね合わせて、この2枚がずれないように中心線にミシンをかけます。
ここで表布と裏布を固定することで、服を出したときに裏地が出てこない仕組みになります(^_^)
※表布の底線、裏布の底線をまち針で固定して縫い目線の上からミシンステッチを掛けてください。
6.両端を縫い合わせる
袋口に予め型付けていたアイロン線を開いて、端を縫い代1cmで縫っていきます。この時、表布の方は上から4cm縫いその下3cmを縫わずに開けて、またその下から縫って、裏布の方は最後まで縫い閉じます。
ナップサックは両側から紐を通しますので、左右どちらも紐通し口を縫い開けてくださいね!!
※カラー紐の”太”を使われる場合は、表布の方は上から4cm縫いその下を4cm縫い開けてください。
7.袋口を折り返す
サイドを縫ったら、底部分から裏地が上に来るように折りたたんで、表布4cm裏布3.5cmとアイロンで型を付けていた部分で折り返します。
8.裏地を表布にかぶせる
先ほどの工程7の状態から裏面が外側に向いていた裏地のみを表布を包み込むようにひっくり返して、表布の裏面と裏地の裏面が外表になるように重ねます。
ここで重ねた時に0.5cmの差が出来てると思います。
表布と裏布の端を揃えて、まち針で固定します。しつけ糸で固定してもいいですよ(^_-)-☆
9.紐通し口にミシンステッチをかける
表布・裏布の重ね合わせた部分にミシンステッチをかけていきます。
紐を通すので上と下の二箇所にミシンステッチをかけます。この時使用するカラー紐の太さに応じて幅を変えてください。
この作品ではカラー紐の”中”を使っていますので、2.5cmの紐通し幅で両側から紐が通ります。
カラー紐の”太”を使われる場合は、紐を2本並べた幅分の紐通し幅を確保してくださいね!!
10.表に返す
紐通し口にミシンステッチを掛けたら、本体を表に返します。
11.紐を両側から交互に通す
表布側のみに空いた紐通し口より、約1.5mずつのカラー紐を交互に通して、底部分の紐通しタグに紐をくぐらせ、2本の紐をループエンドにくぐらせ紐を結んで固定したら完成です!!
横掛け紐は巾着口を開いた状態ではこんな感じ↓
巾着を絞るとこんな感じで寄ります。
リクエスト頂いたライムさんのご要望にお答えできる作品になっていれば良いのですが・・・
折りマチなしなので、工程的には簡単なんじゃないかなぁ〜なんて思っておりますので、気軽にチャレンジされてみてください♡
関連記事の紹介
⇒ナップサックの作り方(折りマチタイプ)
⇒手作りナップサックの作り方(裏地なし・キルティング生地)
⇒ナップサックアレンジ(横掛け方法)
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