当て布とは?
前回の記事で袴の裾下ろしをお願いされたお友達から、
「当て布って何?」
「なんで当て布しなきゃいけないの?」
「どんな布でもいいいの?」
と質問を受けたので、今回は「当て布」について少しお話したいと思います(*^_^*)
そもそもお友達は、自分で裾下ろしをしようと私にやり方を聞いただけだったのですが。。。
手順を口頭で説明し、「アイロンの時は必ず当て布をしてね!!」と話した時点で、
へっ? (・・?
となってしまい、結果私に裾下ろしを頼んだ次第であります(笑)
「当て布」と言われても一般の方はピンと来ないのが現状なんですかねぇ?
当て布は、アイロンがけの際に、生地を傷めないために使用する布のことを指します。
当て布をすることで、生地のテカリ防止や、縮み防止になります。
衣類にはいろんな種類の布(素材)がありますので、当て布をせずにアイロンがけするとアイロンの熱で素材や繊維をダメにしてしまいます。
また制服のブレザーやスカート、ズボンなど、黒や紺などの濃い色の生地は、当て布をせずにアイロンをかけてしまうと、表面がテカテカになってしまいます。
なので必ず当て布が必要なんですね(*^_^*)
その当て布ですが、どんな布でもいい!!ってわけではありません。
私がいつも当て布変わりに使う布は真っ白な綿100%の布です。
普段は子どもの体操服の名札や、給食用の白マスク作りなどに使用してます。その余りを当て布として使って汚れたらポイッて感じです。
当て布に適した生地は綿の布です。綿100%が一番望ましいですね。
分かりやすい例で言うならば、ハンカチがベスト!!
ハンカチの薄さがちょうどいい感じです。
もちろんハンカチではなく綿生地のハギレでも大丈夫です。
ハンカチだとサイズ的に小さいので、手ぬぐいなどでも代用可!!
柄のない色味の薄いものを選んでください。
なぜなら、柄や色味の強いプリントが入っているものは、衣類やアイロンに色移りしてしまう可能性があるからです。
市販でも「アイロン用当て布」が販売されてますので、当て布の生地に迷われる方は1枚持ってると安心ですね♡
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アイロンがけをする時は、必ず洗濯表示をチェックしてみてください。
アイロンマークの下に波マーク(〜)が付いてる場合は当て布が必要な衣類です。熱に弱い素材には当て布は必須です!!
もし、表示が消えて見えなくなってしまってる場合は、、、
とりあえず当て布しましょう(笑)
ウール素材、シルク素材、カシミヤ素材。。。
ポリエステル、レーヨンなどの素材は当て布が必要です。
制服のカッターシャツなどは、当て布せずにそのままアイロンを当てても大丈夫なんですが、高温すぎると真っ白なシャツが熱で黄ばんでしまうので、温度調節が不安な方は当て布をされた方が安心ですね(^_^)
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当て布をすると下の生地が見えにくいため、せっかくアイロンをかけたのに歪んでしまった(T_T)なんて方には、メッシュタイプの当て布もありますよ(^_-)-☆
当て布の使い方は、アイロンをかけたい衣類の上に「当て布」を乗せてその上からアイロンを当てる!!それだけです!!
大切な衣類を守るため、うまく当て布を使いこなしたいですね(^_^)♡
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