まつり縫い(手縫いの縫い方②)

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まつり縫い

まつり縫い

まつり縫いは、スカートの裾など、表に縫い目の糸を出したくない時に使います。表に針目が目立たないように布を少しだけすくって縫う方法です。

1.縫い始め

まつり縫いの出だし
玉結びをして、布の内側から針を刺し手前(布の裏側)に針を出します。

2.奥の布を拾う

奥の布を拾う
奥の布を少しだけ拾って、針を出します。

3.手前の布に針を出す。

手前の布に針を出す
手前の布を内側から手前に向かってすくい、針をだします。

4.上記の繰り返し

まつり縫い
2.3.を繰り返しながら縫い進めていきます。

布の表から見た感じ

布の表から見たまつり縫い

今回は見やすいように、生成り色の布に茶色の刺繍糸を使って説明していますが、実際にまつり縫いをするときは、布により近い色の手縫い糸(ミシン糸より丈夫)を選んで縫って下さい。

そうすると表からほとんど目立たずにまつることができます。

ただ、まつり縫いをするときに、糸を強く引っ張り過ぎると、布まで突っ張ってしまい、糸目ではなく布の凹みが目立ってしまうので、力の入れ加減も注意してくださいね。

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