紐通し口の作り方(縫い方)
2013/06/05 コメント : 8
今回は巾着類などの紐通し口の作り方を紹介したいと思います。(ここでは紐通し口だけの部分説明になります。上の写真は紐通し口だけの完成イメージ)
お弁当袋に、給食袋、幼稚園などで使ううがい用のコップ入れや、体操服入れなど・・・巾着タイプに仕上げるグッズって意外と多いんですよね。
紐通し口の作り方をしっかり押さえておくと、いろんな場面で活用できるのでとっても便利ですよ。
紐通し口の作り方(縫い方)
1.練習用のハギレを2枚用意
今回は紐通し口の作り方の部分的な練習になりますので、練習用に手のひらサイズのハギレを2枚用意して下さい。(実際に巾着等を作る場合でも手順は同じです。)
2.布の端を端ミシンまたはロックミシンで始末
裁断したままの布は端がほつれてしまうので、端の部分をロックミシンで始末しておきます。
※ロックミシンで始末したあとは、ロックミシン糸がほどけてしまわないように、糸の始めと終わりを玉結びしてください。
3.中表で縫い合わせて割る
2枚の布を中表に合わせ上から7cmあけて、縫い代1cmで直線縫いをし、アイロンで縫い代を割ります。この7cmあけた部分が紐通し口になります。
4.紐通し口を作りステッチをかける
紐通し口になる部分を返し縫いをして縫い始めます。図の◯の部分は強度を高めるために、往復します。縫い終わりも返し縫いをして縫い止めてください。
5.紐の通り道をつくる
紐を通す通り道を作っていきます。上から1cm折り曲げてアイロンをかけます。それを更に2cm折り曲げアイロンで型をつけ、まち針で固定します。
6.紐の通り道にステッチをかける
アイロンとまち針で固定した紐の通り道に、0.2cm~0.5cmでステッチをかけていきます。ステッチの幅は通す紐の太さで調節してください。紐の通り道ができたら紐を通します。
7.紐を通して完成
ぐるり一周紐を通して紐の端と端を結んだら完成です!
紐の通し方のコツとやり方はコチラ ⇒ゴム紐通しのコツとやり方
上記の作り方の写真は縫い目が見やすいように、目立つ色の糸でステッチをかけましたが、実際は布の色により近い糸の色を選んで縫ってください。
逆に、ステッチをポイントに目立たせたい場合は何色をチョイスしてもOKです♫
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