ラミネート生地のメリット・デメリット

      2019/07/02  コメント : 15 

ビニールコーティング生地

ラミネート生地で「リコーダーケース」を作ってみたのですが、やっぱりラミネート生地は難易度が高いなって感じました(^_^;)

なので今回はラミネート生地のメリット・デメリットについて書かせてください。

最近、普通の生地をラミネート加工したビニールコーティング生地ががたくさん出回るようになりましたよね♡

昔は可愛いラミネート生地なんてほとんどなく無地のものが多かったのに、今ではたくさんの種類がありワクワクしちゃいます。

でもラミネート生地は縫いにくい!難しい!と敬遠してる方も多いですよね。。。

実は私もその一人です(^_^;)

ラミネート生地は、普通の生地をラミネート加工したもので、生地の表面をビニールコーティングで覆っているので、防水性があり、汚れにも強く、耐久性もあります。

メリット

またラミネート加工してあるので布端がほつれることがなく、布端の始末不要で裁ちっ放しでいいのが魅力です!

普通の生地の片面にラミネートがピッタリとくっついた状態なのでラミネートと生地が離れることはありません。

裏面は綿生地のままです。

裏面

しかし普通の生地とは違い、「縫いにくい!」「扱いずらい!」「縫い直しがきかない!」「まち針が打てない」といったデメリットもたくさんあります。

なので初心者のかたは尚更敬遠しがちですよね。

でも縫い方、取り扱い方、そして専用の道具さえ揃えれば誰でも簡単に挑戦することが出来るんです!

まず一番簡単なのは、専用の押さえ「テフロン押さえ」という物を準備して、押さえを付け替えます。

ミシンの押さえ金をテフロンタイプに替えるだけで、ラミネート生地も普通地と同じように真っ直ぐ縫い進めることが出来ます♡

専用の押さえがない場合は、「トレーシングペーパー」や「ハトロン紙」という紙を布と押さえの間に挟んで縫っていきます。

またこれらの方法とは別で、「シリコンスプレー」という物もあるようです。

私はこの「シリコンスプレー」は知らないのですが、使い方としては、針と糸にシリコンスプレーを吹きかけることで滑りをよくして縫いやすくするスプレーのようです。

ただ、針はいいですけど、糸に吹きかけるのは結構手間がかかりそうですよね(^_^;)

巻きの糸の上からスプレーを吹きかけても表面にしかつかないから、頻繁に吹きかける必要がありそうですね。

私も使ったことがないので、どのくらい優れたスプレーなのか分からないのですが(^_^;)商品化されてるくらいだから凄いアイテムなはず!

注意したいのは、普通の押さえでムリに縫い進めたり、生地を引っ張ったりしてしまうと、結果的に生地が歪んでしまい、仕上がりに影響するので気を付けてください。

またラミネート生地の最大?の難点は、まち針が使えないことです!

ラミネート生地は一度針を通すと、そこに針穴が開いてしまうので、縫い直しはもちろんまち針も打てません(T_T)。。

かと言ってまち針なしで縫おうなんて無謀なことをすると、布が歪んでしまい、縫い直しもできないので結果布を無駄にすることになります(-_-;)。

そこでまち針代わりに使うのが、「裁縫用仮止めクリップ」です(*^_^*)

仮止めクリップ

でもそこそこいいお値段しますので、洗濯バサミでも代用可能です♡

縫い方、取り扱い方をしっかり抑えて、そしてもしラミネート生地に目覚めてしまったのなら専用のテフロン押さえも揃えちゃって、楽しくハンドメイドしましょー(*´∀`*)♡

ちなみに、私「テフロン押さえ」GETしてきました(^o^)♫

うちのミシンが家庭用ミシンではなく工業用ミシンなのでいつも利用させて頂いてるパンドラハウスでは取り扱ってなくて、結局ミシンを購入した地元のミシン専門店まで行ってきました!

テフロン押さえについてはまた別記事で紹介させていただきますね♡

ラミネート生地は私も初心者なので(〃∇〃)ブログを通して中級者くらいになれるように頑張ります。

関連記事→(ラミネート生地の縫い方(テフロン押さえなし)

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