粗めミシン

今回は、裁縫する時によく使う技法の粗めミシンについて書きたいと思います。
粗めミシンとは、ミシン縫いの糸目の間隔を広くとる縫い方です。
普通は2~3mm幅でミシン縫いをしますが、粗めミシンはダイヤルを4~5に合わせて4~5mm幅でミシンをかけます。
また粗めミシンをかけるときは、返し縫いをしません。返し縫いをしてしまうと糸を縫い止めてしまうので布を縮めることができません。
あらかじめ、ミシンの上糸を引っ張って長めに上糸を出して粗めミシンをかけます。

縫い終わりも返し縫いはせずに、針先を上に上げて

布を引っ張って糸を伸ばし、ある程度糸が出たところで糸を切ります。

仕上がり線にたいして、こんな感じで粗めミシンをかけます。

そもそも粗めミシンをかける目的は布を縫い縮めるために行うので、粗めミシンをかけたらギャザーをよせる要領で布を寄せます。(⇒ギャザーの寄せ方)

上糸を引っ張ることで布が寄って縮み、カーブに沿って布がキレイに曲がります。

なので丸いカーブで仕上げるときは、この粗めミシンが必須になります。

粗めミシンをかけずにカーブを作るのはかなり難しいですが、この方法を使えば簡単に出来上がり線に沿ってカーブを仕上げることができますよ!

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