縫い間違えた糸をほどく方法

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今回はミシンで縫い間違えた糸をほどく方法を紹介したいと思います。

ミシンで縫い間違えて「あっ・・・!」って思ったことないですか?

ミシンの縫い目って、手縫いの並縫いと違って糸目が細かいから、ほどくのが大変そうですよね。でもリッパーという道具を使えば簡単にほどくことができます。

↓こちらがリッパー。縫った糸目をほどく道具です。ボタンや縫い目の糸切りに使います。

縫った糸目をほどく道具 リッパー

はさみでは切りにくいボタンの糸切りや、縫い間違えた縫い目などをほどく時に便利で、長い方の先を糸の下に差し込み、テコの原理をつかって押すようにして中央の刃で糸を切っていきます。

縫い間違えた糸目をほどく方法

1.リッパーの針先を引っ掛ける

縫い間違えた糸目にリッパーの長い方の針先を差し込みます。
リッパーの針先を引っ掛ける

2.一目切る

リッパーの針先で縫い目を一目切ってください。
縫い目を一目切る

3.糸目を抜く

リッパーの針先で引っ掛けながら糸目を抜いていきます。
リッパーで糸目を抜く

4.4~5目盛り糸を抜く

最初にリッパーで一目切った位置からサイドに向かって4~5目盛り程度糸目を抜いていきます。
4~5目盛り糸を抜く

5.上糸を引っ張る

リッパーである程度の長さほどいた糸を指でつまんで引き抜いていきます。この時縫い目と平行になるように真横にまっすぐ引っ張ってください。
上糸を引っ張る

6.糸がぬける

そうすると、上糸が抜けていきます。
上糸が抜ける

7.上糸を全部抜く

この要領で上糸の数カ所にリッパーで糸目の切込みを入れ、(3)~(6)の手順を繰り返し表地の上糸を全部抜いていきます。
上糸を全部抜く

8.下糸をほどく

生地を裏に返して下糸を抜いていきます。上糸を抜いたことで上糸と下糸の絡みがなくなり下糸が生地の上に浮いている状態になっているので軽く引っ張るだけで、スルスルーと抜けていきます。
下糸をほどく

これで、縫い間違えた糸をほどくことができます。ほどく距離が長い場合はこのやり方だとほどくのに時間がかかってしまうので、また別に紹介しますね。

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