返し口のポイント
今回は、返し口のポイントについて、少しお話したいと思います(^_^)
小物作りにおいていろんな場面で度々登場する"返し口"
以前"返し口"について書いた記事を改めて見直したのですが。。。
なんじゃこりゃ~Σ(゚∀゚ノ)ノ
すっごくアバウトな説明でびっくり(+_+)
というか、全然説明になってないし。
2013年といえば、私がブログを初めてまだ間もない頃。。。
それにしてもひどすぎる。
ごめんなさい(TдT)
というわけで今回、もう少しわかりやすく説明できたらなっと思います。
日頃から私のブログを閲覧してくださってる方にとっては、「返し口なんて今更言われなくても分かるよ〜!」ってくらい、使用頻度の高い工程となっておりますが、今回の記事を読んで、「へぇ〜(・∀・)」と思ってくだされば幸いです(笑)
返し口とは?
以前の記事と重複しますが、「返し口」とは、縫い合わせたあと、表に返すための「開き口」のことを「返し口」といいます。
この返し口は、裏地を付ける場合のみ活用します。
そして返し口を開けるのは、必ず裏地の方に開けてください!!
表地(外表状態)と裏地(中表状態)を同じ大きさで同じ形をつくり、
つまりこういうこと↓
この表地と裏地を合体させて一つの作品として仕上げるときに、裏地側に開けている「返し口」が役に立つんです!!
表布(外表状態)と裏布(中表状態)がお互いが中表になるように外側に裏布を重ねてミシンで袋口を縫い閉じることが出来ます。
返し口、つまり開き口が開いてることで、表地と裏地を中表に重ねて袋口を一周ぐるりとミシンで縫ってしまっても、返し口から表にひっくり返せる!という技なんです。
返し口から布を表に返すことで、縫い代(布端)がキレイに中に隠れてしまう!ってことなんですね(^_^)
この返し口から表に返す方法以外に、⇒上靴入れの作り方で紹介している、袋口の表布と裏布をまち針で止めてミシンステッチをかけるという方法もありますので、もし返し口を開け忘れた(+_+)!!ってなった場合は、コチラを参考にされてくださいね(^_^)
やり方はどちらの方法でも、きちんと袋に仕上がりますのでご安心を♡
返し口を手縫いで縫い閉じて、裏地を表地の中に納めれば完成です♪
返し口からひっくり返す方法は、仕上がりがとてもキレイなので、オススメなのですが。。。
返し口を最後に手縫いで縫い閉じなくてはいけない!という少し手間のかかる工程が残ります。
返し口の縫い閉じ方として、手縫いのコの字縫いの方法も記事で紹介しておりますので、合わせて参考にして頂けると手縫いも楽しくなるんじゃないかなって思います(^_^)♡
返し口の幅はだいたい10cm〜15cmくらい開けてますが、範囲が広ければ広いほど手縫いの範囲も広がります(^_^;)
かと言って、返し口を10cm未満と狭くしすぎると、今度は中の生地をひっくり返すときになかなか返せず手こずるというデメリットがあります。
しかもひっくり返すのに手こずれば手こずるほど、生地がしわくちゃになったり、返し口の縫い目が裂けて生地が傷ついたりと、いろいろあちゃー(+_+)ってことになり兼ねないです。
返し口が狭いと引っくり返しにくいですが、手縫いする範囲が狭いというメリットがあります(笑)
逆に返し口を広く取るとひっくり返しやすい反面、デメリットとして手縫い範囲が多くなります。
手縫いがあまり得意ではない私はいつも返し口を10cmしか開けませんが、10cmでも結構キチキチなのは否めません(^_^;)
作るバッグのサイズが大きい場合は返し口も広く取り、逆に小さなポーチなどの小物類の場合は、10cmも返し口を開けることは出来ませんので、縫い幅の1/3を目安に返し口を開けてください。
物自体が小さければ少しの返し口でも表に返すことが可能です(^_-)-☆
なので「返し口は縫い幅の1/3程度」って覚えておけば大丈夫かなって思います。
こんな感じです↑
ん〜今回はうまく伝わったでしょうか?(^_^;)
今回この記事で使用してる写真は、上履き入れの作り方の記事から拝借しました♡
いろんな作品作りに返し口をお役立てください(u_u*)
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