ラミネート生地の縫い方(テフロン押さえなし)
前回の記事でラミネート生地で作った「リコーダーケース」を紹介させていただいたのですが、
ラミネート生地を縫うのに、テフロン押さえもトレーシングペーパーも持っていなくて縫うのにすごく苦労したので(-_-;)とりあえず近場の100均でトレーシングペーパーをGETしてきました
A4サイズ20枚入で108円!100均は本当に有難い存在です(・∀・)♡
そもそもトレーシングペーパーとは、絵や文字を写したりするのに使うアイテムなのですが、このトレーシングペーパーがラミネート生地を縫う時に大活躍するんです!!
なのでこのトレーシングペーパーさえあれば、ラミネート生地専用の押さえ(→テフロン押さえ)がなくてもラミネート生地が簡単に縫えちゃう!!というワケなんです。
今回はトレーシングペーパーを使ったラミネート生地の縫い方を紹介していきたいと思います。
ラミネート生地の縫い方(テフロン押さえなし)
まずこのラミネートの生地をトレーシングペーパーなしで縫ってみました。
写真では分かりづらいのですが、ミシンの目が詰まってしまい、スムーズに進みません。
しかも無理やりに引っ張って縫ったので若干の歪みも。。。(^_^;)
この強引な方法でも縫えないこともないのですが、でもやっぱりせっかく手作りするなら布も無駄にしたくないですし、きちんと完成させたいですよね!
でもたまにしかラミネート生地を縫わないのに、わざわざテフロン押さえを揃えるのはなぁ・・・(-_-;)。って思ってる方は、今回紹介するトレーシングペーパーを使って縫ってみてください!
使い方は簡単!ラミネート生地の上にトレーシングペーパーを敷くだけなんです!
写真のようにラミネート生地の上にトレーシングペーパーを重ねるのですが、トレーシングペーパーを敷くのは縫う部分だけでOK!
なのでだいたい3~4cmくらいの帯状にトレーシングペーパーを用意するだけ。(写真のトレパは少し大きめですが、細くても大丈夫です)
あとはトレーシングペーパーの上から普通通りミシンでガタガタ縫っていくだけです♡
写真で見て縫い目が均等に揃ってるのがわかりますか(・∀・)?
トレーシングペーパーを敷くだけで、進みもスムーズになりますので歪む心配もありません!
縫い目の美しさは一目瞭然ですね♡
【トレーシングペーパーの外し方】
トレーシングペーパーを重ねて縫った後は、写真のように縫い目の線に沿ってトレーシングペーパーを折り曲げます。
そして縫い目の方向に軽く引っ張り破っていきます。縫い目の所に針穴が開いていて、切り取り線状態になっているので、軽く力を加えるだけでピリピリピリ~とやぶけますよ(^_-)-☆
コレがまたやみつきになる気持ちよさ(笑)破る作業が結構楽しかったりもします。時間の急いでる時は手間ですがね(^_^;)
縫い目線より右側のトレーシングペーパーを破ったら、今度は左側の残りのトレーシングペーパーを中心から外側に軽く引っ張るとこれまたスルスルスル~と簡単に剥がれてくれます♡
上がトレーシングペーパーなしで縫った縫い目。下がトレーシングペーパーを敷いて縫った縫い目です。
下の方が断トツ仕上がりがキレイですね(*^_^*)
【ラミネート生地を外表で縫う場合】
通常、生地を縫い合わせる作業は生地を中表で合わせる事が多いので外表(外側に表がくること)で縫うことはほとんどないのですが、ラミネート生地の場合は生地自体がかなり厚みをおびてしまうため、中表で縫って表に返すと縫い代がゴワつき、またアイロンも掛けることができないので、しっかりアイロン固定することも出来ません。
なので縫い代をバイアステープなどで包んで処理する方法が多く使われます。
ラミネート生地自体が布端がほつれませんので見た目を気にしないのなら縫い代は切りっぱなしでいいです。
またラミネート生地は洗濯がNGですので、汚れた場合は拭き取る!ということになります。なので切りっぱなしの布端でも全然問題はありません(*^_^*)
ラミネートの生地を外表で合わせてバイアステープで包むのですが、なんせまち針も打てませんのでズレるかも!と心配になりますよね。
前回の記事で紹介した「裁縫用仮止めクリップ」や洗濯バサミを使って生地を固定させるのも一つの手なんですが、
最初に生地を縫って固定していたらバイアステープも包み易いですし作業もはかどります!
最初の方の説明は表がラミネート生地で裏面は綿生地だったので、ラミネート側にだけトレーシングペーパーを敷いて縫いましたが、今度はミシンの下に当たる部分もラミネート生地ですので、下と上、両面にトレーシングペーパーを挟んでいきます。
そして普通通り縫い進めるだけです。
縫ったら先ほどと同様に真ん中の縫い目線で折り目を付けて破ります。
上下共にトレーシングペーパーを外します。
破ったトレーシングペーパーの幅に余裕があったらまた別の場所で使えますので、端から使っていくと数回利用できますよ!
【ラミネート生地を中表で縫う場合】
ラミネート生地を中表で縫う場合は、トレーシングペーパーは使わず通常通り縫ってください。
トレーシングペーパーを使っての縫い方を簡単に紹介してみましたが、どうでしょう?
かなり簡単です(笑)
トレーシングペーパーを準備する手間や破る作業など、面倒ではありますがでもテフロン押さえなしでも簡単にチャレンジすることができますよ(^_-)-☆
ラミネート生地で大量に何かを製作するのであればやはりテフロン押さえを購入するのが一番手っ取り早いですがね。
私はラミネート生地を極めたいので、テフロン押さえも合わせてGETしました。
リクエストに上がってるオムツも収納出来ちゃうお尻拭きポーチも作りたいですし、コスメポーチにプールバッグ・・・といろいろチャレンジしたいです!
上をマジックテープで止めるタイプのお弁当袋も作りたいですね~縫い代をどう処理するか。。。課題です!
ラミネートの加工具合や厚み、種類?によってはテフロン押さえやトレーシングペーパーなしでも普通通り縫えちゃう物もあるようです。
ちなみに以前紹介させて頂いた「お尻拭きポーチ」は普通の押さえで普通に縫えました♡
まずはお手持ちのラミネート生地のハギレで試し縫いしてみてください。
関連記事→(ラミネート生地のメリット・デメリット)
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