ハトロン紙

      2015/07/31  コメント : 3 

ハトロン紙

今回は型紙作りに使用する「ハトロン紙」についてご紹介したいと思います。

ハトロン紙とは、質の強い洋紙の一種で、片面つや出しの紙のことを指します。

茶封筒や包装紙、分かりやすいもので言えば、コロッケを包む紙!!のことを「ハトロン紙」と呼びます。

屋台で売ってる焼き鳥を入れてくれる三角の袋もハトロン紙です(笑)こっちのほうが素材を想像できますよね。

反対がザラザラでもう片面がツルツルしていて、縞模様の入っているあの茶紙です!!

片面に艷がある褐色の薄紙なのですが、その薄さの割には強度が強く、封筒の素材として多く使われていたそうですが、最近では封筒もクラフト紙に変わってきてるとか。。。

ん?じゃあハトロン紙とクラフト紙の違いはなんなの?と調べてみましたが、たいした違いはないようです(^_^;)

ハトロン紙には縞模様があって、クラフト紙には縞模様がないくらい?あと厚みが若干クラフト紙の方が分厚いような。

クラフト紙は一般的な茶封筒って思ってもらえたら分かりやすいかと思います。

なんだかわかりにくくなっちゃいましたが(^_^;)今回紹介したいのは、型紙作りに使用する製図用のハトロン紙です。

ハトロン紙の使い道は、自分で型紙をおこしたり、もしくは本などの付属で裏表紙に付いている実物大型紙などを写すのに使います。

紙質が薄く、透けるので、実物大型紙を下に敷いて上から鉛筆でなぞって写して、写した型紙に縫い代を付けてはさみでカットして使います。

実物大型紙

またこのハトロン紙は茶紙ではなく、白い紙です。

折りたたみタイプのハトロン紙

そして茶紙同様、反対がザラザラでもう片面がツルツルしています。

質感

製図はこのザラザラした面に書き込みます。

洋裁学校に通っていた頃は、ロールタイプのハトロン紙を使っていましたが、最近では型紙を使わないものばかり作っていたので、ハトロン紙を使うことがなく、久々に折りたたみタイプのハトロン紙を購入。

今回は5枚入りの折りたたまれたタイプを購入しましたが、やはり折り目がすごーく気になったので、やっぱりロールタイプを買えば良かったかな(=_=;)と少々後悔。

白い紙

この折りシワは低温のアイロンで伸ばすことができます!

サイズ77cm×108cmの大判タイプのハトロン紙なので、本などに付属でついてる実物大型紙もらくらくに写すことができます。

上記の写真は半分折りの状態です。製図作業はダイニングテーブルを使用するので、このサイズでいっぱいいっぱいですが(^_^;)

このサイズのロールタイプもありますよ。サイズ78cm×109cmほどで10枚セットで価格は500円くらい。今回の5枚入りは300円ほどです。

7mほどの巻きの長いタイプも販売されてますので使う用途に合わせて選択するといいですね♡

この5枚入りタイプは一枚ずつキレイに折りたたまれた状態で袋に入っていますので、小物作りなどちょっと使いには非常に便利です。

そして収納場所にも困らないのが利点ですね♡手作りの本の実物大型紙と一緒に整理できて、片付きます(*^_^*)

ただご自分で製図をおこして型紙を作られる方は、ロールタイプの方がオススメです。

ロールタイプの利点は、折り目がないので、線がキレイに書けて、長い巻きのものは無駄なく使えます。

ハトロン紙自体は触った感じも薄くて透けるのですが、丈夫な紙質なので鉛筆はもちろんボールペンで書いてもにじまず破けにくいです。

ロールタイプの難点はしまう場所くらいでしょうか。。。

巻きの状態なので、保管も巻きの状態です。部屋の隅っこに置いておけば邪魔にはなりませんが、時々しか使う予定のない方はやはり折りたたみタイプのハトロン紙の方がいいかもしれませんね。

私は洋裁学校時代もこの白いタイプのハトロン紙を使っていたので、パターン(型紙)を引く時は、この紙!!と勝手に解釈していたのですが、ネットでいろいろ調べてみたら、茶紙のハトロン紙も製図用として使うようです。

「ハトロン紙」と検索すると、たくさんの種類のハトロン紙の画像があり、正直ビックリしました。

まだまだ勉強不足ですね〜(^_^;)

前々から型紙作りも紹介出来たらいいなとお話させて頂いていたのですが、なかなか行き着かず。。。(=_=;)

夏休み明けてゆっくり取り掛かりたいと思います。

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